2010/07/28

読んだ:銀河市民(ロバート・A・ハインライン)

ジェームス・ホーガンが亡くなった、というのが一時ついったのTLを
賑わしていて、そんな中、

「SFでおすすめあるー?」

と聞いて薦められた作家。




作品、じゃないのは図書館で貸出中だったわけで・・・<買えよオレ

SFの世界はかなりコワいらしいので、簡単にメモなど。


主人公の成長物語なんだけど、一般化された子供の成長プロセスに
思えた。

スタートが、知らない星に奴隷として売られるところ。
言葉がわからない、すぐ態度に表れる・・・
これは幼児と同じじゃないかな。

途中は省いて、

ラストは事業主(?)になるけど、これは自立した大人ってところか。
それまでは誰かしら庇護者がいたし。
「大人」になりたてのころは、宇宙船(前に属していたところ)に
戻りたがるのはいわゆる「学生気分が抜けない」状態。
結局戻らないので、自立したと見なすことができる。

SFは星新一しか読んだことないし、ハインラインについても
詳しくは知らないから無下なことは言えないけど、
この作家の教育の理想を書いたのかなぁ、と妄想してしまった。

他の作品も読んでみたいな。

銀河市民(ロバート・A・ハインライン)

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